YBCルヴァンカップ 決勝

YBCルヴァンカップ 決勝

10月26日(土)は「2019 YBCルヴァンカップ 決勝戦」を観戦に埼玉スタジアム2002まで行ってきました。
過去2度観戦に行ったゲーム(2017年 YBCルヴァンカップ決勝・2018年 富士ゼロックス・スーパーカップ)では敗戦を味わっているだけに個人的には良い思い出のない埼玉スタジアム2002。

台風の影響か高速道路が混雑していて一向に進まず・・・、途中で高速を降り、ひたすら下道でスタジアムを目指すこと3時間弱、やっとの想いでスタジアムに到着しましたが、楽しみにしていた山崎育三郎さんの国歌斉唱はスタジアムの外でしか聞くことができず残念でした。

すでに試合も始まっていて、何だかんだで席に着いた直後に先制点・・・0-1。今回も嫌なムードが漂ってきましたよ〜。ボール支配率・シュート数共に圧倒しているのに得点につながらない・・・。そんな状況で前半戦も終わろうとしていたアディショナルタイム。最後のコーナーキックから阿部選手の同点ゴーーール! フロンターレ史上初のルヴァンカップ決勝でのゴールを阿部ちゃんが決めてくれて良いムードで前半戦終了。(1-1)

ハーフタイムのグラウンドには中村憲剛選手・小林悠選手・ソンリョン選手と超豪華なリザーブ陣がアップをしているのを見ると選手層では勝てると確信!

そして、いよいよ勝負の後半戦。前半同様ボールを支配し、これでもかとシュートを放っているもネットに刺さらず、いよいよ切り札の中村憲剛選手・小林悠選手を投入。しかし、決定打を決められず一度流れは札幌に傾きかけたが、終了間際に小林悠選手が勝ち越し弾を決め2-1で優勝が決定的となりました! 残りアディショナルタイムを凌げば、ほぼ優勝と思った矢先、まさかのラストプレーで同点に追いつかれてしまう・・・。(2-2)

誰もが疑わなかった優勝から一転、延長戦突入。若干、沈んだ空気のフロンターレサイド。追い討ちをかけるように守備の要、谷口選手のファールがVARの結果レッドカードに変更になり一発退場。更に、このファールをフリーキックの名手で元フロンターレの福森選手に決められ2-3に。フロンターレはここにきて1人少ない上に1点ビハインドという敗戦ムードが漂い始める中、延長戦前半終了。

いよいよ勝負を決する延長戦後半がスタート。1人少ないながらも攻めるしかないフロンターレは猛攻を仕掛ける。ここで負けたら谷口選手の責任になってしまうのを、チーム全員がそうはさせないという意気込みを感じてしまい胸が熱くなってきました。そして、キャプテン小林悠選手がこの試合2点目の同点弾を叩き込み3-3! この後は、もうガムシャラに守り続けるしかない・・・。そんな気概がヒシヒシと伝わってきました。そして、勝負は運命のPK戦へ。

こうなれば、もう運しかないと祈りつつ、1番手・小林悠選手、2番手・山村選手、3番手・中村憲剛選手と決め3-3で4番手・車屋選手。きっと谷口選手と幼馴染の後輩が決めてやろうと気合が入りすぎたのか、まさかのゴールバー直撃。3-4となり5番手・家長選手が肝の据わったPKを決めて4-4。相手選手が決めれば終わってしまう瞬間、GK新井選手セーーーーーブ!
6番手・長谷川選手が決め5-4とリード! 相手6番手の選手のキックを新井選手キャーーーーーッチ!
フロンターレ優勝!!!!

両チームが全力でぶつかり合った、こんな素晴らしいゲームは初めてかもしれない。フロンターレは退場となった谷口選手のために、PKを外した車屋選手のために一丸となって戦う、ただの仲良しチームではない結束力に力の源があるのかもしれない。とにかく気持ちの良いゲームを見ることができた週末でした。

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